クレジットカードの現金化ではショッピング枠の何パーセントが現金になるのかが気になりますよね。
クレジットカード現金化優良店であっても広告にも記載されている換金率通りの金額にならないと言われています。
ここでは、クレジットカード現金化業者の換金率の相場がどのくらいなのかを確認しておきましょう。
ここで分かること
- 現金化業者の換金率の相場
- 公式サイトで提示している換金率はウソ
- 業者によって換金率が違う理由
クレジットカード現金化の実質的な還元率はどのくらい?
現金化業者では結局どのくらいの換金率になっているのでしょうか。
100%近いキャッシュバック率や買取率を提示している業者もありますが、本当なのかどうかを知っておきましょう。
クレジットカード現金化を申し込んだときに、利用したショッピング枠の何パーセントが現金になるかをはっきりを表示している業者はあまりありません。 業者としては高い換金率で宣伝して顧客を獲得する必要があるからです。実際の相場は80%前後と言われています。
業者によってはもう少し高い場合もあるかもしれませんが、現実的には90%を超えるような換金率になることはまずありえないのが実態です。
なぜ換金率がこれほど低くなってしまうのでしょうか。
公式サイトで掲示している換金率よりも低くなる理由
公式サイトでは90%以上で換金と謳っているのに、いざ現金化して受け取った金額を計算してみると相場が80%前後なっていることはよくあります。
どのような理由で広告に表示されている換金率よりも低くなっているのかを理解しておきましょう。
換金率から手数料や消費税が引かれる
クレジットカード現金化業者では手数料や消費税を申し受けていることが多いので、実質換金率は低くならざるを得ません。
引用元:https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/beginners/column35.html
振込手数料や買取手数料を請求し、その消費税分も払うように求めるのが一般的です。
そのため、広告に記載されている通りの換金率だったとしても、実際に手元に入る現金は少なくなります。
換金率アップキャンペーンの問題点
現金化業者では換金率アップキャンペーンをよく実施しています。
換金率が上がるのは利用者にとって魅力的ですが、本当にキャンペーンが適用されているかどうかが利用者も判断できないのが一般的です。
業者は個々の利用者に対して自由に換金率も手数料も決められるからです。
また、申し込んだ段階でキャンペーンの適用条件を満たしていなかったと説明される可能性もあります。
適用される具体的な条件を明記しているケースは少ないからです。
公式サイトの換金率は保証ではなく最大値
換金率を業者が自由に決められるのは、換金率表に記載されている数字は最大値だからです。
何パーセント保証、一律何パーセントと表示されている場合にも、手数料で調整を受ける可能性があるので鵜呑みにしてはなりません。
基本的に広告に表示されている通りの換金率になることはないと考えるのが妥当です。
現金化業者による「換金率」の違い
クレジットカード現金化業者は個々に異なる換金率を広告に表示しています。
特に法律によって換金率の制限が設けられているわけではないため、業者が自由に設定できるからです。
実際には個々に換金率や手数料を決めているのであまり意味のない数字です。ただ、換金率の数字を見て消費者が利用するかどうかを判断するでしょう。そのため、換金率を特別高い値にして興味を持ってもらおう、不審がられないように適度な高さの換金率表示にしておこうといった形で、業者が独自の考え方で換金率を決めているのです。
他社との違いを明確にするために比較結果を表示したり、逆に相場を調査して安心感を持たせたりするアプローチもよく選ばれています。
広告の換金率と一致しない実質換金率の実態
広告に表示されている換金率と実質換金率は一致しませんが、実質換金率は事前に知ることができるのでしょうか。クレジットカード現金化における実質換金率の実態について確認しておきましょう。
実質換金率を表示している業者はない
実質換金率はクレジットカード現金化業者のオフィシャルサイトを見ても表示されていることはあまりありません。広告として最大換金率を表示しているだけの場合がほとんどです。
手数料無料、振込手数料などは不要と記載されていることもありますが、代わりに実質換金率が低かったり、振込手数料はかからなくても事務手数料がかかったりすることもあります。
90%以上での換金をすると言い切っているケースや、広告通りの換金率を保証している業者では手数料が高くて実質換金率は低いのが一般的です。
提示されている換金率が高い業者ほどトラブルのリスクが高いと考えた方が良いでしょう。
換金率の問い合わせに対して正確には教えない
実質換金率がいくらかが表示されていなくても、問い合わせれば答えてくれるのではないかと思うかもしれません。しかし、現金化の業界では顧客獲得競争が激しいので問い合わせてもあいまいな回答しか返ってこないのが一般的です。
他社と比較されたときに、自社の方が換金率が低かったら他社を選ばれてしまうでしょう。
現金化業者では互いに同じ懸念を抱いているため、業界全体として実質換金率を申し込み後まで伝えないのが標準的になっています。
実質換金率が低いのは業者が利益を得るため
実質換金率が80%前後の相場になっている理由は単純です。クレジットカード現金化業者はショッピング枠を買い取って利益を得なければなりません。
クレジットカード決済による支払いを受ける代わりに現金を渡すため、その差額が業者の利益になります。
銀行振込の手数料やクレジットカードの決済手数料の負担もあることから、十分なマージンを作らなければクレジットカード現金化が事業として成り立たないのです。
銀行振込手数料だけでも数百円になるため、実質換金率が90%を超えるような対応は無理があります。
人件費やオフィスの賃料などもカバーできる利益を得るにはせいぜい80%の換金率が限界なのです。
相場から外れた換金率には注意
相場よりも高すぎる、あるいは低すぎる換金率を提示している現金化業者も決して少なくありません。
基本的に相場から外れた換金率の業者はリスクが高いので注意しましょう。
相場よりも高すぎる業者は実質換金率が極めて低い可能性が高いでしょう。それどころか個人情報を盗み取ろうとしている悪徳業者かもしれないので危険です。
一方、相場よりも低すぎる業者を利用すると単純に損をするだけだと思うかもしれません。しかし、換金率が低いと他社と比較して選ばれる可能性が極めて低くなります。
利用者が少ないと一件当たりの利幅を増やす必要が生じるため、低い換金率なのに莫大な手数料を求められるリスクがあります。
低い換金率なら安全性が高いとは安易に考えられないのです。
換金率を調べずに利用すると危険
換金率の相場がわからない状況でクレジットカード現金化業者を利用するのはリスクが高いのでやめた方が無難です。
悪質な業者に申し込んでしまうと、あり得ないような低さの換金率や相場を度外視した手数料を提示されることになりかねません。
特に利用経験がなさそうな相手であればまず低い換金率や高い手数料を提示して利益を最大化しようと目論む可能性が高いのです。
相場だけでなく、その業者を利用したときの換金率が通常はどのくらいになるかも調べておくと安心して取引ができます。
現金化業者の換金率のまとめ
ここではクレジットカード現金化業者の換金率の相場について解説しました。
まとめると、現金化業者を利用する際には手数料などが発生し、換金率の相場は実質的には80%前後です。
広告に記載されている換金率は最大値なので、実際にはもっと低く、手数料もかかる場合があるので注意しましょう。
業者は利益を得るためにサービスを提供しているので換金率の相場を把握してから取引をするのが大切です。