携帯キャリアのソフトバンクから提供されている「ソフトバンクまとめて支払い」は携帯料金と一緒に買い物などの決済もまとめて支払える後払い方式のキャリア決済です。
この仕組みを利用して現金を準備する方法について解説します。
携帯キャリア決済を現金化する方法【最新2024年情報】安全なやり方を詳しく解説！ソフトバンクまとめて支払いを現金化する方法とは？
AppleストアでAppleギフトカード（旧iTunesカード）を利用する
ソフトバンクのiPhoneユーザーであれば、Appleストアを利用して買い物をすることができます。
Appleストアでは、Apple製品を購入できるギフト券「Appleギフトカード」が販売されており、Appleストアでは現金と同じように買い物に利用できるため、換金性が高い商品の一つとして知られています。
こうしたギフト券には専門の買取業者もあるため、Appleギフトカードを購入、買取を行えば、損失を少なく現金にすることができます。
ソフトバンクカードアプリでAmazonギフト券を購入する方法
ソフトバンクのAndroidユーザーは、ソフトバンクカードアプリを発行することでAmazonなどのECサイトでの買い物が可能となります。
AppleストアにおけるAppleギフトカードと同じようにAmazonにはAmazonギフト券があり、こちらもAmazon内において金額分の買い物ができます。
Androidユーザーはこれを購入して専門の業者に買い取ってもらえば、額面に近い現金を調達することができます。
PayPayにチャージして、購入したものを現金化する
スマホ決済アプリとして大きなシェアを誇るPayPayには、ソフトバンクまとめて支払いからのチャージが可能です。
PayPayでも対応しているサイトでの買い物ができるので、そこで購入した商品などを買取業者に買い取ってもらえば現金を手にすることができます。
ただしPayPayの場合はAppleギフトカードの購入などはできないため、別の換金性の高い商品を検討することが必要です。
ブランド品や貴金属、宝飾類などがおすすめです。
ソフトバンクまとめて支払いを現金化する手順は？
Appleギフトカード（旧iTunesカード）で現金化する手順
ソフトバンクのiPhoneユーザーの場合、直接Appleストアを利用してAppleギフトカードを購入することができます。
方法は簡単で、Apple内のアカウントから支払い方法をソフトバンクまとめて支払いに設定。
配送先なども指定したら、アプリからAppleストアにアクセス。
「メールでギフトカードを送信」から購入金額や贈り先などを入力して決定します。
ただしこの方法は利用限度額が3万円までとなっているので注意が必要です。
ソフトバンクカード（アプリ）で現金化する手順
ソフトバンクカードを利用する場合にはまずソフトバンクカードアプリをインストールする必要があります。
アプリをインストールしたらアカウント設定に必要な情報を入力した後、「チャージ」をタップします。
そこから「ケータイ料金と合算でチャージ」をタップし、希望の金額をチャージします。
その後はAmazonにアクセスし、支払方法にソフトバンクカードを追加。
メールで送るタイプのAmazonギフト券を指定した額面で購入します。
PayPayで現金化する手順
PayPayをまだ使っていなかった場合には、PayPayアプリをインストール。
指示に従って必要事項を入力し、アカウントを登録します。
そしてPayPay内の「外部サービス連携」からソフトバンクを指定して連携。
次に「チャージ」から「ソフトバンクまとめて支払い」を選択してチャージしたい金額を入力。
これでPayPayで買い物ができるようになるので、任意の商品を購入し、買い取ってもらいます。
なお、2回目以降は手数料がかかることにも注意してください。
ソフトバンクまとめて支払いを現金化するおすすめの業者は？
漢気買取
漢気買取は20種類のギフトカード買取を行っている専門の業者です。
対応できるギフトカードの種類が非常に多いため、こちら側の購入の都合に合わせることができるのが魅力です。
公式サイトからはいつでも買取率を確認できるので、その時に高い買取率となっているギフト券の購入するのも良いでしょう。
同時に余ったまま使っていなかったギフト券を買い取ってもらうこともできるので、眠ったままになっているものがないか確認してみましょう。
買取おーきに
買取おーきにも、漢気買取と同様に全部で20種類のギフトカードの買取を行っているので、選択肢が豊富にある点が魅力です。
また、公式LINEをお友達登録すれば買取率が常に1%アップするキャンペーンを行っているので、少しでも買取金額を上げたいという人におすすめです。
手続きはとても簡単でスピーディ。
24時間365日いつでも申し込みが可能なので、深夜や早朝などで急に現金が必要になった時にも使いやすいでしょう。
買取タイガー
買取タイガーはAmazonギフト券やAppleギフトカード、ニンテンドープリペイドカードといったメジャーどころのギフト券9種類に対応を絞っているギフト券買取業者です。
申し込み方法がトップページからステップ形式でわかりやすく説明されているので、初心者でも迷うことなく申し込めるようになっている点が魅力です。
また事前の買取シミュレーションも行えるので、額面がどれくらいの現金になるのか把握しやすい点も親切とえ言えるでしょう。
買取漫才
買取漫才は16種類のギフトカードを取り扱っており、買取の多くないタイプのギフト券も対応できるのが魅力。
これまで使い道がなく、買取もできないといったギフト券があれば、一度検討してみても良いでしょう。
また全体的に買取率が高く設定されているのも特徴で、あまり他のサイトと比較している時間が無いといった人は、はじめからここで決めてしまっても大きな損にはなりません。
ネット完結型なので来店の必要なく、手軽に買い取ってもらうことができます。
買取ルビー
買取ルビーは年中無休・24時間対応型のギフト券買取業者です。
ネット上での手続きのみで申し込みから振り込みまでが可能なので、いつでもどこからでも申し込みができ、すぐ現金を手にすることができます。
取り扱いギフト券はAmazonギフト券とAppleギフトカードの2種類のみという思い切った構成により、シンプルな手続きが可能です。
ここまでの解説からも分かるように、ギフト券の現金化を前提とするならばこの2種類のみで問題ありません。
即日アリアちゃん
即日アリアちゃんはここまで解説してきたギフトカード買取業者ではなく、後払いアプリやクレジットカードなどの直接の現金化を行っているサービスです。
ギフト券買取が自身で購入などの手順を踏む必要があるのに対し、このタイプの業者は申し込み段階からすべて業者の指示に従うのみでスムーズに手続きが進むのが魅力。
PayPayなども扱っているので、前述のチャージ方法などを使えばソフトバンクまとめて支払いから現金を調達することが可能です。
バンクレジット
バンクレジットもキャリア決済、後払いアプリなどの現金化を専門に扱っている業者。
こちらからの申し込みの際にソフトバンクまとめて支払いを指定すれば、お金にする手順を丁寧に説明してもらうことができます。
魅力は手続きのスピーディさで、本人確認などが必要になる初回でも最短10分。
2回目以降ならば3分での振り込みも可能です。
初回換金率は高水準で、2回目以降の換金率の差も少なく、何度もリピートしやすいのが魅力です。
ペイチェン
ペイチェンはスマホ1台あれば、後払いアプリやクレジットカードなどの現金化がいつでもどこからでも可能な点が魅力の業者です。
初回換金率は90%という高さで、手数料はかかるものの、2回目以降も87%～88％という高水準を保っています。
手数料が気になる人はトップページにシミュレーション機能が設置されているので、希望する金額を入力して確認してみると良いでしょう。
手続きも最短10分と早いので、急に現金が必要になった時に便利です。
ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額は？
確認方法
ソフトバンクまとめて支払いには利用限度額が設定されており、上限は年齢や利用実績などによって決まります。
また上限額の細かな規定に関しては非公開であり、予告なく変更されるので注意が必要です。
確認方法はMy SoftBankアプリの場合、ソフトバンクまとめて支払いの「利用限度額の確認・各種設定の変更」をタップ。
「今月の利用可能額」から参照することができます。
ウェブからの確認もほぼ同様で、公式サイトからMy SoftBankにログインして行います。
変更方法
利用限度額を変更したい場合には、上記の確認方法と同じ手順で、アプリからであれば、アプリを開いてソフトバンクまとめて支払いの「利用限度額の確認・各種設定の変更」へ。
ウェブの場合は公式サイトからログインし、同様に「利用限度額の確認・各種設定の変更」へと進みます。
そこから「利用限度額の変更」をタップし、希望する限度額を入力して「変更する」をタップして申し込みをします。
なお、変更されるかどうかはソフトバンク側の基準によるものなので、希望通りのものになるかどうかはわかりません。
ソフトバンクまとめて支払いで現金化するメリットは？
審査が必要なく利用できる
ソフトバンクまとめて支払いは基本的に特別な審査は行われません。
ソフトバンクユーザーであれば、要件さえ満たしていれば申し込みをしたそのまますぐに利用することができます。
クレジットカードやカードローンの場合、収入や信用調査など返済能力についての厳格な審査があり、支払い実績や勤続年数が足りないと作れないという場合も珍しくありませんが、そうした心配がなく、クレジットカードの審査に落ちてしまったというような人でも使うことが可能です。
クレジットカードが必要ない
スマホの決済アプリなど、現在のネットを中心とした決済ではクレジットカードなどの登録が必須ということも珍しくありません。
ですが先にも述べたようにクレジットカードの発行には審査があり、たとえば現在安定した収入がなかったり、過去に延滞などのトラブルを起こしている場合、新たに作れないこともあります。
そんなクレジットカードを所持していない人でも、ソフトバンクまとめて支払いならば問題なく利用することができるのです。
LINEMOやワイモバイルなどでも利用できる
「ソフトバンクまとめて支払い」は名前からも分かるように、ソフトバンクから提供されているスマートフォン中心のサービスです。
とは言え、利用はソフトバンクスマホのみ限られてはおらず、同系列のワイモバイルやLINEMOでも利用が可能です。
近年ではこうした格安SIMの利用者も増えており、現金化のニーズはむしろそちらのほうが強いと言えます。
その中で格安スマホでもこのようなサービスを利用できることは嬉しいですよね。
携帯料金とあわせて支払える
ソフトバンクまとめて支払いの根本的な利点は、携帯の通信料などの支払いとあわせて、買い物をした料金が決算できるということにあります。
実質的な後払いであり、買い物をしてもその場で現金を支払ったり、口座から引き落とされるということがありません。
つまり現時点でお金に困っていたとしても、支払いを給料日後などの後に回して、先に買い物をしてそれをお金に変えることができるのです。
もちろん後の支払いには注意する必要がありますが、困った時にこそ便利なサービスと言えるでしょう。
周りに知られずに利用しやすい
ソフトバンクまとめて支払いはもとより、それを利用した買い物や、現金化専門業者を利用した取り引きはすべてネット上のみで完結するものであり、スマホ一台あれば場所や時間帯も選びません。
特定のお店に出入りする必要もなく、勤務先や自宅に連絡が来る心配もないため、周囲の人に知られることなく現金を手にすることが可能です。
こういったサービスはあまり周りの人には知られたくないという人も多いので、その点に配慮したサービスとも言えます。
ソフトバンクまとめて支払いで現金化するデメリットは？
上限額は10万円に決められている
ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額は最高でも原則10万円までと決められています。
ちょっとした買い物程度であれば十分な額ですが、何らかの理由で高額の現金が必要になった場合にはいくらか心もとない金額ではあるでしょう。
また現金化をした場合、額面よりも何割かは手数料として取られてしまうため、実質的には手にすることのできる現金は最高でも10万円に届きません。
より高額の現金を必要とする場合には他の方法も考えるべきでしょう。
支払いが遅れた場合にはペナルティがある
ソフトバンクまとめて支払いは携帯料金と同時に決算が求められます。
この際に口座残高などが足りず滞納してしまうと、そのことによるリスクにも様々なことが考えられます。
たとえばスマホ本体を分割払いしている場合、ローンが滞ったと判断され、金融事故として信用情報に記載されるのでブラックある回になる可能性があります。
その他にも携帯の使用を止められるなど、ソフトバンクに関係するサービスを利用できなくなる恐れがあります。
ソフトバンク側に現金化を知られるとリスクも
ソフトバンクまとめて支払いをはじめとして、クレジットカードや後払いアプリなどはすべて、いわゆる「現金化」と呼ばれる行為を規約で禁止しています。
専門の業者の利用だけでなく、現金化のために自身でギフト券を購入し、すぐに売却する行為などもその範疇にあり、もしもそうした行為がバレてしまった場合にはソフトバンクまとめて支払いの利用を停止しされたり、これまでの利用分の返済をすぐに求められるなどのペナルティを科される可能性があります。
分割して支払いができない
ソフトバンクまとめて支払いの清算は原則的に携帯料金の毎月の支払いと同時に一括で行われます。
クレジットカードや一部の後払いアプリのように分割して支払うことはできません。
分割払いは毎月の負担額を少額に抑えられるため、特に慢性的に現金を必要とする人などにとってはありがたい仕組みですが、ソフトバンクまとめて支払い場合には、引き落としの時点で口座に十分な金額が用意されている必要があります。
もしも支払えなかった時は遅延扱いとなってしまいます。
利用状況によって限度額が低くなる
ソフトバンクまとめて支払いの限度額は、利用者の年齢や利用実績など、ソフトバンク側の独自の基準によって設定されており、その基準についても公開はされていません。
その上で、利用実績は重視されているものの一つであり、支払いが毎月滞りなく行われていれば引き上げられ、逆に利用額が少なかったり、滞納などがあれば利用可能額が下げられるということは十分に考えられます。
状況によって限度額が変わってしまうことは使いにくさにもつながるでしょう。
ソフトバンクまとめて支払いの現金化に際して考えられるトラブルは？
ソフトバンクまとめて支払いが利用できなくなっている
ソフトバンクまとめて支払いが利用できなくなっている場合、複数の要因が考えられます。
最も多いのが、その月の利用限度額まで利用しているケースで、ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額は決して高くはないため、無意識に使い切ってしまっている可能性があります。
その他、前回の引き落としの際に残高が足りず滞納状態になっているケースや、「使い過ぎ防止機能」が作動している可能性も考えられるでしょう。
分からない場合には問い合わせてみることも大切です。
ソフトバンクまとめて支払いの上限額が変更できない
ソフトバンクまとめて支払いの上限額は、申し込みによって変更することも可能です。
基本的には利用者の実績などによって限度額が決められていますが、もしも足りないと感じた場合には要請してみるのも良いでしょう。
ただし上限額を決定するのはあくまでソフトバンク側であり、その数字は独自の審査基準によって定められています。
もしも変更を申し込んだにもかかわらず反映されない場合には、利用実績が足りていないなどの理由が考えられます。
PayPayにチャージすることができない
PayPayにソフトバンクまとめて支払いからチャージできない理由としては、主に3つの要因が考えられます。
一つ目は既に月の利用限度額まで使い切っている可能性。
ソフトバンクまとめて支払いには毎月の上限が決められており、その枠いっぱいに使っている場合にはチャージできません。
二つ目はPayPayとの連携が外されてしまっている可能性。
連携を確認してみましょう。
そして三つ目が、ソフトバンク側から何らかの理由で利用が制限されている可能性です。
PayPay連携でエラーが発生する
PayPayとの連携は原則的に一つのPayPayアカウントにつき一つの携帯回線、またはYahoo! JAPAN IDのみとなっています。
もしも連携ができない場合、既に他のものと連携されている可能性があります。
たとえば以前のスマートフォンでPayPayを利用していた場合、そのアカウントと現在の携帯回線を連携しており、別のアカウントと連携できなくなっている可能性があります。
PayPayの連携設定を見直してみましょう。
PayPayにチャージ金額が反映されない
可能性として最も考えられるのが、PayPayとソフトバンクまとめて支払いの連携がうまくいっていないケースです。
PayPayが他の携帯回線とすでに連携されていたり、あるいは現在の携帯回線が別のPayPayアプリと連携している場合には、その残高は反映されません。
今一度PayPayの設定から他の回線やIDなどと連携されていないか確認してみましょう。
また原因が突き止められない場合には、一度連携を解除し、再度連携し直すという方法も有効です。
ソフトバンクまとめて支払いから現金を用意できる！
ソフトバンクまとめて支払いは、買い物の料金を携帯の使用料などの清算とあわせてすることのできる後払いの方法です。
それを利用すれば、手元に現金がない状態でも調達することが可能です。
安全性やリスクなどに注意しながら、有効に利用しましょう。
