クレジットカード現金化は無職・専業主婦でも大丈夫ですか?

クレジットカード現金化は無職・専業主婦でも大丈夫ですか?

無職や専業主婦でもクレジットカード現金化はできます。
実は、稼ぎを持たない人たちこそ利用したいと思っていることが多いとも言われています。
結論から言えば可能ですが、収入がある人と比べるとリスキーな点も多いためオススメはできません。

目次

現金化は消費者金融を使えない人にとっては頼みの綱

現金化は消費者金融を使えない人にとっては頼みの綱
稼ぎがない専業主婦

お金を借りると言ってまず思い浮かぶものは消費者金融です。
おそらく、もっとも多くの方が利用する場所でしょう。
しかし、これには審査があります。
稼ぎがない無職や主婦にとってはこれが高いハードルで、たいていの場合落ちてしまうことが通常でしょう。

他に考えられる方法としてはヤミ金があります。
しかし、詐欺や取り立てなどの悪いイメージを抱いている方は多いはず、好き好んでこの選択肢を選ぶ方は少ないでしょう。

そうなると頼りたいものはクレジットカードの現金化になります。
面倒な審査がなく、手軽にでき、法に触れてはいないという謳い文句で商売しているものですから、利用したいという方も多いようです。

カードさえあれば可能!流通系や家族カードは狙い目

カードさえあれば可能!流通系や家族カードは狙い目

現金化に必要になるものがクレジットカードです。
例えば退職や結婚をする前に作ったカードがあれば、それを利用すれば良いでしょう。
しかし、持っていない方もいますし、期限が切れるものでもあります。
そこで、これをいかに入手するかが重要になります。

カードの作成にも審査があります。
最近では働いていても派遣やフリーランスではなかなか通らないもの、所得がない無職や主婦ならなおさら難しいでしょう。
しかし、一部の会社は比較的通りやすいとも言われています。

それが大手のデパートやスーパーなどの系列店舗が提供している流通系のカードです。
また、家族カードは元の会員の収入で信用が決まるため、専業主婦でも取得しやすいでしょう。

金利が高いことはよく認識しておきましょう

金利が高いことはよく認識しておきましょう
金利が高いクレジットカード現金化

無職でもカードさえ持っていれば現金化はできますが、やはりオススメはできません。
その理由として、まず金利が非常に高いことが挙げられます。

例えば、ショップで10万円のネックレスを購入し、1万円を手数料として徴収されたとします。
この時、銀行に振り込まれる金額は9万で還元率は90%です。
これは現金化業界の中ではかなりお得なパーセンテージです。

しかし、これを借金として計算するといかにひどい取引かがわかります。
クレジットカードの支払いが1ヶ月先とすると、9万円の借金が翌月10万円に増えたとも考えられます。
つまり、この利息は約11%、年利に直すと12倍の130%近くにも及びます。

通常の消費者金融なら最大でも18%、それ以上は法律違反となります。
しかし、金融取引ではなくあくまでも商取引である現金化はこれに抵触しません。
グレーゾーンだからこそ利用者が損をしてしまうリスクが高いことは、無職や専業主婦に限らず認識したいところです。

本当にあった 現金化で発生した膨大な借金

本当にあった 現金化で発生した膨大な借金
支払い能力のない無職のおじさん

支払い能力があるサラリーマンならまだしも、収入がない無職や主婦は現金化の扱いにいっそうの注意を払うべきでしょう。
例えば、専業主婦がむやみに行った結果、以下のようになったという話があるようです。

ブランドものを買うことが趣味だった女性は、夫の稼ぎを利用して買い物三昧の日々を送っていました。
その人は家計を管理していたため、とくにバレるといったこともありませんでした。
夫への小遣いを切り詰めたりすることで自分が使えるお金を貯め込んではいたものの、サラリーマンの平均程度の収入ではそう何度も高価な買い物はできません。

インターネットでお金の稼ぎ方を調べていて、そこで知ったものがクレジットカードの現金化です。
ホームページから簡単にできるという手軽さもあって、女性はすぐに夫が作ったカードを利用して現金化を行いました。

その手軽に簡単にできることから、何度も取り引きを行ってしまいます。
夫の手の届かないところで、収入以上のお金が使われていきます。
「まずい」と気がついたのは、クレジットカードの使用明細に見たことがないような額が載ってからでした。

更に苦しめることになったのは、一括払いではなくリボ払いをしてしまったということです。
支払いが分割されるため、高額な買い物をしていたことに気づけません。
さらに時間が経つほど金利がプラスされていくため、後ろの月になるほどとんでもないスピードで請求額が積み重ねられていたようです。

結局女性は泣きつくことになりましたが、もはや夫でも手のつけようがありません。
現金化取引を行った場合自己破産手続きができず、弁護士に相談しても「引き受けられない」と言われてしまい、路頭に迷うことになりました。

安心安全に現金化をするために必要なこと

安心安全に現金化をするために必要なこと

取り返しがつかないほどの借金を負わないためにも、大切な人との仲を保つためにも、クレジットカードの現金化は慎重に行う必要があります。
まずは、本当に換金するべきかどうかをしっかりと考えることでしょう。
たいていの場合は必要ないはずです。

例えば、「何か買いたいものがあった」というなら我慢すれば良いでしょうし、「帰りの電車賃がなくなってしまった」という程度なら知り合いや交番で借りることができるでしょう。
実際に後者については、警察官が必要だと判断したときに限りお金を貸し付けられるという制度があると言われています。

万が一、本当に現金化しなければならない時は、よく相談するようにしましょう。
とくにカードの名義人に黙って証明書などを利用して取引してはいけません。
家族カードについても、支払いは元の会員に行くため、チェックすれば怪しい支払いはすぐにわかります。

無職や専業主婦であっても、クレジットカードさえ持っていれば現金化は可能です。
事前にカードを作っておけばすぐにできますし、家族カードを使うという方法もあります。

しかし、基本的にはどちらもオススメできません。
消費者金融と比べると圧倒的に高金利ですし、身近な人々との関係を崩してしまう原因にもなり得ます。
自分のためにも、他人のためにも、本当に必要かどうかをよく考え、適切なマネーマネジメントを心がけましょう。

以上、クレジットカード現金化は無職・専業主婦でも大丈夫ですか? でした。

この記事を書いた人

編集者のミオです。金融業界で10年以上の経験を持ち、カード現金化の裏側を知り尽くす。カード現金化のメリット・デメリット、注意点、業者の選び方など、カード現金化に関する最新情報をわかりやすく解説しています。読者が安心してカード現金化を利用できるよう、正しい情報を提供することを心がけている。

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