今やLINEは年齢を問わずに利用されているサービスですが、最近ではLINEで決済をする人が増えてきています。
その機能が、LINE Payです。単純に決済に利用できるのはもちろんのこと、実は残高を現金化できるのをご存知でしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。
LINEPay(ラインペイ)の出金機能ってどういうもの?
上述の通りLINEで決済することができるのですが、そのために例えばチャージをする必要があります。
チャージをしてそのまま残高なしの状態であれば現金化はできないのですが、残高があれば文字通り出金できてしまうのです。
デジタル上のお金を実物で手にできるので、現金として欲しい、という人に向いている機能だと言えます。
では、どのように出金すれば良いのでしょうか。
もう少し詳しく見ていきましょう。
LINEPay(ラインペイ)を現金化するには2つの方法がある
現金化すると言っても、その方法は2種類あります。
まず一つ目が「登録した銀行口座へ出金」する方法で、口座さえ持っていれば誰もが手軽にできる方法です。
次に、「セブン銀行ATMで出金する」方法です。
コンビニで手続きができるので、こちらもそこまで手間がかかりません。
とは言え、いずれの方法も1日に出金できる限度額や利用できる日時などルールが決められていますので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
LINEPay(ラインペイ)を登録した銀行口座へ出金する方法を教えて?
出金する手順
①LINEアプリのウォレットボタンから進む
LINEアプリを開くと、画面右下にウォシュレットのボタンが出てきます。
そこをタップするのが最初にやることです。
②LINE Payのメニュー画面へ
するとLINE Payのメニュー画面に進みますので、残高が表示されていることを確認しましょう。
残高の部分をタップすることで詳細メニューのページに進みます。
③設定ボタンをタップ
詳細ページの画面を下に進んでいくと、設定ボタンが出てきますのでタップします。
④出金ボタンをタップ
設定画面では登録情報やパスワード、支払い履歴などの項目が確認できますがここでは「出金」ボタンをタップします。
⑤出金作業
いよいよ出金作業に入ります。
といってもすごく簡単なので何の心配もいりません。
出金ボタンをタップすると、出金用の銀行口座の一覧が表示されます。
自身の好きな口座をタップし、最後に希望の金額を設定して完了となります。
LINEPay(ラインペイ)をセブン銀行ATMで出金する方法を教えて?
出金する手順
セブン銀行ATMで出金する場合も、登録した銀行口座へ出金する手順と初めは同じです。
上記手順①から④までは何も変わりないので、そこまで難しくは感じないのではないでしょうか。
ただし、その後からはやり方に違いがありますので詳しく解説していきます。
①から④上記手順と同じ
⑤セブン銀行ATMで出金ボタンをタップ
手順④で出金ボタンをタップしたならば、今回はセブン銀行ATMをタップします。
ここで、登録した口座をタップしないように注意しましょう。
それではATMで出金できませんからね。
出金方法の説明をしっかりと確認して、次へボタンを押します。
⑥QRコードを読み取る
するとカメラが機能して、QRコードを読み取れるようになります。
この段階でATMの画面を操作し、画面上でスマートフォン出金・入金ををタッチしましょう。
その後、画面上にQRコードが表示されますので、カメラで読み取ります。
LINE Payで設定したパスワードを入力して、スマートフォンに表示されたワンタイムパスワードと企業番号をATMに入力します。
⑦希望額の入力
最後に出金希望額を入力すると、ATMから現金を手にできます。
LINEPay(ラインペイ)で出金できない時に考えてみることは?
「LINE Cash」になっていないかどうか
実際にLINEを理解し、利用している人ならば分かるかもしれませんがLINEと一口に言ってもアカウントをCashやMoneyに設定することができます。
LINE Payで現金化する場合には、このアカウントをMoneyにしなければならないのです。
確認方法は非常に簡単なので心配無用ですよ。
LINE Payの設定ページからアカウントタイプの項目がありますので、そこで一目で確認できます。
出金可能残高がない
当たり前のことですが、意外と意識していない人が多いと言われています。
出金したいのに残高がゼロでは元も子もありません。
最低出金金額は出金方法ごとに決められていますので、事前に確認をしておきましょう。
ちなみに、出金の際に220円の手数料が差し引かれますので220円を足した金額でチャージする必要があります。
出金限度額を超えてないかどうか
いくら高機能なLINE Payでも1日に出金できる金額には上限があります。
それを超えてしまうと出金できなくなってしまいますので、注意しなければなりません。
銀行口座を利用する場合は1日10万円が限度で、セブン銀行ATMの場合は1日1万円とかなりの差があります。
ただし、スマホでかんたん本人確認を行うことでいずれの上限も引き上げることができますので、やってみると良いです。
LINE Payカードの暗証番号が設定してあるかどうか
実はLINE Payカードを利用しても出金できます。
ただしその場合にはカードの暗証番号を設定しておく必要があるのです。
そもそもこれをしないと第三者に悪用される危険がありますからね。
実際に調べてみたところ、設定せずに出金手続きをしてしまうとどうやらエラーメッセージが届いてしまうようです。
カードが手元にあればすんなりと設定できるものなので、面倒くさいと思わずに取り組んでみましょう。
一時的に利用を停止していないかどうか
上記ポイントをすべてクリアしているのに、なぜか出金できないという人もいるかもしれません。
そのような場合には、LINE Pay側の何らかのトラブルが原因だと考えられます。
その一つが運営側で金融機関の利用を一時停止していることです。
これをされるとユーザー側ではどうしようもないので、別の口座や方法で出金するようにしましょう。
LINEPay(ラインペイ)を出金する際に気を付けることは?
本人確認をしなければならない
どうしても現金を扱うサービスであるため、手続きには本人確認が必須となります。
本人確認と言っても難しいものではなく、短時間でできてしまうものなので忘れずにやっておきましょう。
意外と忘れていて、出金できないと困るケースも多いと言われています。
手数料がかかる
出金限度額のところでも触れましたが、出金には手数料がかかります。
上述の通り220円ですが、これは1日でということではありません。
まさかの1回につき220円かかってしまうのです。
どの方法で出金しても同額なので、ちょこちょこと引き出すのではなくできるだけまとめて出金した方が良いです。
いつでも出金できるの?
気になるのは出金できる時間帯や曜日ではないでしょうか。
銀行口座の場合はその銀行の営業時間内のみ出金が可能です。
そのため事前に指定した銀行の営業時間などを確認する必要がありますが、確実に言えることは営業時間外やメンテナンス中は利用できません。
セブン銀行ATMの場合は24時間いつでも利用することができます。
とは言え、設置店舗の営業時間外ではどうすることもできませんので、この点のみ頭に入れておきましょう。
LINEPay(ラインペイ)の出金以外の使い方は?
銀行振込ができる
残高は自分の口座に出金できるだけでなく、自分以外の口座に振込むことも可能です。
例えば家族の口座にサプライズで振込んであげる場合などに有効ではないでしょうか。
ちなみに銀行振込の場合は手数料が176円で済みますので、自分の口座に振込のであればこの方法がお得だと言えます。
外国通貨にもできる
海外旅行を控える人は、日本円を外貨に交換しなければなりません。
その場合にも、残高は活用できるのです。
米ドルやユーロはもちろんのこと、世界の12通貨と交換ができます。
1万円から交換ができますが、手数料が若干高いというデメリットも存在しますので事前に確認をしておきましょう。
贈り物として
LINEのギフト送信機能を使えば、残高をギフト券や電子マネーギフトとして活用することもできます。
直接現金としては利用できないものの、電子マネーとして問題なく利用ができるので素晴らしい機能だと言えます。
自分以外の誰かにはもちろん、自分にもギフトできますので様々な楽しみ方ができるのも注目できます。
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LINEPay(ラインペイ)を現金化する方法まとめ
LINE Payではこのような方法で現金化することができます。
ここで解説した通りとても簡単なステップで手続きができますが、その一方で手数料や利用できる時間帯などいくつかの注意点があることも事実です。
利用の際にこんなはずじゃなかった、と後悔しないように安易な気持ちで利用するよりも色々と情報を得た上で利用することをおすすめします。